19 09 2014
トマトが世界へと思う。
もともとトマトは、南米のペルーを中心としたアンデス高原の植物です。
どのように世界に広がっていったのか?
調査では、野生のトマト(現在のミニトマトに近く、たくさんの実をつけたチェリータイプのようです。)が人間・鳥などによってメキシコに運ばれました。動物が熟したトマトを食べ、種を排出し、発芽。この繰り返しにより少しづつトマトが広がっていきました。このときメキシコでは食用として栽培されていたようです。
コロンブスが新大陸を発見しました。以降、スペイン人が新大陸に上陸をし、持ち帰り品としてヨーロッパに入りました。
有毒植物として信じられていたトマトは観賞用としてイタリアやイギリスに広まったようです。ヨーロッパでトマトを始めて食べたのはイタリア人で、飢餓のため、仕方なく食べたと言われています。
日本へは、江戸時代にヨーロッパを同じく観賞用として入ってきたようです。
その後、明治時代に他の西洋野菜と一緒にヨーロッパ・アメリカから食用として導入されていったそうです。
トマトの旅。。。
ペルー⇒メキシコ⇒スペイン⇒ヨーロッパ全域⇒日本。。。
ペルー⇒メキシコ⇒北米⇒日本。。。
このように、トマトは世界に広がっていき、世界中の人にもっとも食べられていて、数多くの料理に使われる食材になったのですね。
そんなトマトを美味しくいただくには、買ってきたトマトを布などでトマト全体を軽く拭き汚れなどを落として下さい。2~3日放置しておくと熟成が進みます。熟成が進むと旨味成分が多くなり、一層美味しく頂けるそうです。買ってすぐに食べるのでなく、放置することをお勧めいたします。」