19 07 2014
トマトはナス科ナス属の直物なのだと。初めて知りました。
先日、TVで観たのですが、有名な和食屋さんが出汁をトマトでとっているのを見てトマトについて調べてみると、世界で800種、日本では120種を超えるトマトが登録されているそうです。
トマトの歴史をみると、ペルー、エクアドルの植物で、メキシコに上陸したスペイン人がヨーロッパに種を持っていったのが、始まりのようです。
しかし、有毒植物ベラドンナに似ていた為、トマトの果実は毒と信じられていたそうです。
その為、観賞用であったトマトをイタリアの貧困層で食用にしようと考える人が現れ、200年にも及ぶ開発を経て現在のかたちとなった。これがヨーロッパへと広まったとされています。
毒といわれている食べ物を最初に食べた人は、すごい勇気ですね。
それほど、空腹だったのでしょうか?
今では、世界中でかかせない食べ物になってます。
で、トマトで出汁をとる方法は?
まず、トマトを適当に切ります。(ヘタの部分は捨てて下さい)
次に鍋にトマトと水を入れます。トマト1に対し、水は2程度です。
火は弱火で、沸騰したら灰汁を取り除きながら、10分程度煮立たせ、キッチンペーパーを敷いたザルにのせて、こせば完成です。
みなさん、一度試して下さい。
味噌汁もOK、出汁巻き卵、魚の煮つけ、何にでも使える出汁です。
ちなみに私は、味噌汁を作ってみましたが、さっぱりした味で、夏にはとてもあっている味噌汁になりました。